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2023年12月の方向性

テーマ:2023年総決算「もう一人の私とは出会えたか?」

~ψ11=ハイヤーセルフ、高次の自我をみつける為に~

 

2023年もまもなく終わろうとしている。

 

今年は2013年から数えて11年目、「ψ11定質」の顕在化の年。

 

年初から統心と関西ヌースはこの目標を掲げて歩んで来た。

 

 

・映画『アバター』からヒント、アバターの顕在化

 

・オコツト情報「人間の反対」を徹底考察

 

・私は4人いる…ジル・テイラー博士の「全脳理論」と「一霊四魂」

 

・ベルクソン「物質と記憶」を徹底研究、精神と物質の直交関係を悟る

 

・ベルクソン「純粋記憶理論」から「脳」は記憶の倉庫ではないと確信

 

・持続、連続のさらなる理解とこの世の「刹那的瞬間性」の悟り

 

・十種神宝とヌーソロジー、遂に「三つの比礼」の真相に迫る

 

 

とまぁこんな感じで手を変え品を変え、意識進化の最終段階である「ψ11~12」次元の顕在化を目指してひたすら探求を続けて来た。

 

その成果は充分に得られたと自負している。まったく予想もしてない地点に、今年もまた連れて行かれた。

 

そこで12月、今年最後の教室ではこれらの成果をもう一度まとめあげて、年初より探ってきた「ψ11」顕在化の輪郭をさらに浮き彫りにして行きたいと思う。

 

 

ヌーソロジーを学び始めてある程度が経った頃、トウシンにはある直観が湧いてきた。

 

…もしかして「わたし」とは「あなた」だったのではないか。

 

幼少よりずっと「自己探求」を続けてきて、いまも「自分教」を標榜するトウシンとして、いつも関心事は「わたし」であった。

 

「わたし」とは何か。「わたし」はいまどこにいるのか。「わたし」はどこから来て、どこへ行くのか…。

 

いつもいつでも「自己の位置」を確認してる。ずっと「わたし」を確認し続けて来た。「わたし」であり続けるように生きてきた。

 

これがヌーソロジーに出会う前は本当にしんどかった。この様な生き方は社会に対して「逆光」そのものであり、外と衝突し、内側にはいつも苦しみと矛盾を抱え込んでしまう。

 

しかしヌーソロジーに出会ってからは、この生き方こそが「順光」そのものとなり、公私混同、内外一致で楽しくひたすらに探求道を歩み続けることができた(その分、家族には大変迷惑をかけてしまった…申し訳ない限りである)。

 

 

何を成す時も、朝から晩まで、いつでもどこでも関心事は「わたしとは何か」…。

 

そんな「わたし」厨がヌーソロジーと出会い、そこに究極の可能性を感じて探求を続けた。

 

そんなおり、ふと直観が湧いてきたのである…「わたしとはあなただったのではないか」と。

 

このことは哲学的にも堅実に迫ることができる。前回のメルマガにも書いた箇所を再掲してみよう。

 

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真の自己とは何か…自己を認識している究極のものは何か・・・それは「自己以外」「自己とは全く別のもの」「自己に対して究極の差異を持っているもの」・・・と推測される。

 

自己に対する究極の差異とは何か・・・それは正しく「他者」である。他者とは「絶対的に自己ではない」ものだ。差異である。

 

つまり、自己を認識しているのは他者なのだ。究極においてそのようなことが起こっている。真の自己をウラ支えしているのが真の他者である・・・と言っても良いだろう。

 

ここを掘り下げると面白いことになる・・・もしかして「わたし」とは「あなた」だったのか?・・・と。

 

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12/2のシリウス談義では、この点について広宣さんからお墨付きを頂いた。

 

「その通り。そこのねじれが見えると最高。そしたらもう変換人完成!」

 

「シンプルに結論だけを言うと…わたしとはあなただった…と言うことなんだよ」

 

「それだけ。そこに行き着くまでに、ヌーソロジーではめんどくさ~いロジックを作ってるんだけど…そのロジックが分からないと、それが分からないからやってる」

 

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ずばり、ビンゴである。この認識に至るのが、目下、顕在化のゴールなのだ。

 

そしてこれこそが「ψ11」顕在化の要諦となっている。

 

「ψ5はψ*11の別の現れになっている」…(Cave syndorom 2008/09/03)

 

ということは、ψ11はψ*5のことでもある…ということ。

 

ψ*5とは「真のあなた」のことだ。

 

だからψ11の顕在化において、意識は「わたしとはあなただった」という「構造」を直接認識する様になるということ。

 

これを見出したい。何としてもここまで辿り着きたい。

 

そうやってもがきながら歩んで来たのが今年の関西ヌースの道のりであった。

 

来年2024年はψ12の年で、名実共にハーベストプログラム「前半ラスト」の年となる。

 

ψ12は他者側にψ11顕在化が起こることでもあるから、来年には今年の歩みが反映されて、さらに分かり易く解像度を上げて、皆さんと相互了解が進む様な年となるであろう。

 

その為にも、最後の月に今年一年の歩みを総決算することにしよう。