Ontologically Monetary Theory

存在論的貨幣論

関西ヌーソロジー研究会のメインコンセプト「存在論的貨幣論」についてご紹介します。

解説動画

存在論的貨幣論についての入門動画です。まずはこちらをご覧ください。

概念・関係図

①従来の貨幣観

商品貨幣論:金本位制など、価値の本質は現物・実物の方にあるとする見方。

KEYWORD 常識・主流派経済学・貨幣論の天動説
考慮
すべき点
人間がこの領域にとどまっている限り「物質優位」であり、人間や生命は物質世界に隷属し、所有するもの(王族・貴族)が実質支配する世界であると考えられる。

②進歩した貨幣観

信用貨幣論:貨幣は負債の形式をとった「約束」、相対的なものとする見方。

 

これにより経済が成長・拡大し、多くの庶民が貴族と同レベルの生活に近づいた。

KEYWORD 非主流派・イネスとケインズ・信用創造・MMT・貨幣論の地動説
考慮
すべき点
信用創造の暴走が起こり、マネー経済を肥大化させ(バブル)、実体経済を混乱させ破壊する危惧も。肥大した経済は、生命や自然を手段として破壊・消費していく。※いま噂されているグレートリセットとは、暴走した「信用貨幣」を破壊し、もう一度「商品貨幣」のパラダイムに戻そうとする方向性です。ご注意を。

③さらにその先の貨幣観

存在論的貨幣論:負債から、贈与・純粋贈与(見返りを求めない贈与)へ、価値の根拠を「存在自体」へ

 

スピリチュアリストの為のMMT入門」から始まる。貨幣や経済を方法論的ではなく、存在論的に取り扱う貨幣観の「コペルニクス的転回」の達成とさらにその先を開く。従来の貨幣観(天動説的)からの脱却、新たな貨幣観(地動説的)への移行、そしてその先へ・・・これらは「意識進化」と連動する。

KEYWORD 四次元意識への進化・マナの経済・純粋贈与・存在論
考慮
すべき点
パンの経済(希少資源の権威的分配)からマナの経済(無限資源の調和的配分)へ、霊的経済生活の実践。