今月のテーマ:「位置の統一化」について
~ 「作られた側」から「作り出す側」への変容 ~
前回のメルマガでも書いたが、オコツトの言う「顕在化のプロセス」は
位置の交換。
位置の等化。
位置の中和。
位置の変換。
位置の転換。
位置の等換。
位置の融和。
位置の統一化。
位置の同一化。
これを見ると最終段階は「位置の同一化」となっている。
コーセンさんによると、これは「ψ11~12」の顕在化として解釈されている。
その前段階である「位置の統一化」は「ψ9~10」の顕在化となる。
ヌーソロジーを深く探査して気づくのは、「ψ9~10」顕在化の重要性だ。
「9~10」段階をヌーソロジー用語で「調整質」という。
そもそも「人間の転倒性」の本質は、この調整質にある。
『上次元の調整質「Ω9~10」の働きによって下次元に転倒領域が発生する』
これが「人間型ゲシュタルト」の起源であり、「調整期6500年」の意味である。
聖書にある「失楽園」の物語や、古事記の「ヒルコ誕生」「イワナガヒメ追放」など
これら神話エピソードの本質は、どれもこの「人間の転倒性」である。
それを「潜在化」と呼んでいる。偶数系観察子が先手となっている状態だ。
ありていに言えば、「作られた側」に閉じ込められているということである。
「作り出す側」が全く見えていない。その存在に気づこうとすらしない。
「9~10」段階の転倒・・・つまり人間においてはその機序が「10~9」になっているということ。
人間の成長や発達(心身共に)、また歴史的な進化の道のり(生物的にも文明的にも)
これらのプロセスはすべて「10~9」・・・「潜在化」として進行してきた。
すでに「作られた」領域における動勢なのだから当たり前である。
それらの仕組みを解明し理解することはとても重要なことである。
だが「顕在化」は「まったく別のもの」であることを忘れてはいけない。
ところで「11」とは「9と10の等化」によって顕在化してくる次元であるが
それは「10~9」が「9~10」へと反転することでもある。
これがすなわち「位置の統一化」である。
最後の段階である「位置の同一化」とは、他者側に「位置の統一化」が起こることと言われている。
いわゆる「とういつ×とういつ=どういつ」。
「12」とは「*11」(スター11・・・他者側の「11」)のことでもあるから
「ψ11~12」の顕在化である「位置の同一化」とは
自他双方に「位置の統一化」が起こり、相互了解をもたらした結果であると言える。
このことからも、より重要なのは「位置の統一化」であるということが分かるだろう。
「9~10」段階の顕在化によって見えてくるのは
・「時間」をもたらす仕組み
・「言語」をもたらす仕組み
・「貨幣」をもたらす仕組み
などを挙げることができる。
想像してみてほしい。これらそれぞれにおいて「作られた側」から「作る側」に転回するということを。
今回はあらためて「位置の統一化」次元としてこれらを整理してみることにしよう。
なかでも「言語」において「オノマトペ」の問題が出てくるだろう。
「ぴかぴか」「つるつる」「ねとねと」・・・
「擬態語」とか「擬音語」として知られている「オノマトペ」。
何を隠そう日本語は、数ある言語の中でもこの「オノマトペ」の数が多いことで知られている。
逆にオノマトペが極端に少ないのが英語だというのは面白い。
だから当然、西洋中心の言語学の流れにおいて「オノマトペ」の意義は低く扱われている。
どうやらこのあたりにも秘密がありそうだ。
※「オノマトペ」は面白い。対象を「前」で直接感じることができる。
「オノマトペ」においては、「主客一致」している様だ。
「オノマトペ」については、また別の機会に深くとりあげるつもり。
そして「ヌーソロジー実践派」トウシンがそこで終わるワケがない。
「位置の統一化」について「実践的」な内容を共有していきたい。
それが前回メルマガにも書いた「直交関係の悟り」である。
「対立する二項」が葛藤を起こす時、それは「無知」が原因に他ならない。
葛藤を終わらせるのは、根性でも体罰でも犠牲でもない。
それは「理解」なのだ。「理解」が葛藤を終わらせる。
「顕在化」とは「理解力」とも言えよう。
「直交関係」を悟ろう。
その時、あなたは人間を卒業する。
興味がある方はどなたでもお越し下さい。
とうしん勉強会は、いつでも初めての方オッケーですよ。
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場所:ウィングス京都 会議室11(地下)
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◎京都教室はライブ感覚重視
統心のフリートーク中心に自由にやっています。
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場所:江之子島文化芸術創造センター ルーム8
午後1時半~5時
※今回はいつもと同じ「阿波座」です。
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テキスト・スライドを作り上げ、構成しっかりで臨みます。
時間もゆったりで、アフターも楽しいです。
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