今日読まされた本。

先月はめっちゃ忙しかった。11/12にオンライン講演をやったからだけど、そのあとの定例教室の準備、10月度新作DVD動画作りと結構大変だった。そして12月に入ってあっという間に1週間、すぐにも新作動画作りと教室準備が始まる。自分教ガイドも更新しなければ。すべては「前」の導きに委ねているので「絶対安心」なんだけど、後ろを向いたら「断崖絶壁」という状況は変わりない。ずっとこんな感じのオンザ・エッジ。でもとても楽しい、高次元に委ねる生活。

 

今日は『人格系と発達系』(老松克博・著)という本を読んだ。というか読まされたな。一日ですぐ読めた。なぜ読まされた? もしかして今月はこれか? まさか大本の「霊界物語」を取り上げるのか? 2021~2022というψ9-10・調整質の2年間の最後に「霊界物語」? しかし意味深だ。出口王仁三郎の霊感で口述された霊界物語は、スサノヲ系の視点から書かれている。ユング心理学研究者の老松氏によると、スサノヲは発達障害で「発達系」、アマテラスは「人格系」であり自己愛性人格障害なのだとか。アマテラスの「引き籠もり」や無実のスサノヲと争った「うけい」の話の中にその障害人格(神格?)が現れているらしい。なるほど。

 

霊界物語では発達系の方が「正神」としてのアナナイ教(三五教)、人格系の方が「邪神」としてのウラナイ教という、二つの対立する教団として出てくる。両者の最終的な和解がある・・・らしいのだが、この物語は120巻が予定のところ、81巻で止まってしまったらしい。何ともあらゆる所に意味ある数字がちりばめられている。

 

ちょうど今大ヒット上映中の『すずめの戸締まり』・・・主人公の岩戸鈴芽ちゃんの名前は、アメノウズメから来ている事を新海監督自ら語っているが、アメノウズメはアマテラスの引き籠もりを引きずり出そうとした側。踊りで場を盛り上げて、岩戸を開けさせた。引き籠もり・人格系のアマテラスに対して、アメノウズメと鈴芽は発達系ということになる。事実、鈴芽ともう一人の主人公・宗像草太。彼の姓である宗像は、宗像三女神・・・スサノヲの娘。だからこの映画はスサノヲ系のご神事ということになる。大本の霊界物語と同じだ。

 

発達系・スサノヲ系のご神事が『戸締まり』。かつてはアマテラスの岩戸を開ける側だったが、今回は閉じる話。この辺りのひっくり返りもヌーソロジー的には美味しい。さてさて、今月はどうなるのだろうか。

 

急に寒くなってきた。今日からデスクの椅子の上に電気毛布を載せてヒーターをつけている。