関西ヌーソロジー講座2025
「4次元は目の前に」~意識の位置を問い直す全11回の旅
第5回:Ω5(太陽)の巻
テーマ:メルロ=ポンティ(1) まず「身体」より始めよ
~ 反転する唯物論 と 空即是色のサトリ ~
シリーズ第5回となる今回は、メルロ=ポンティを本格的に取り上げた。だが彼は、単に思想史を通過するだけで済ませてよい人物ではない。今回のレクチャーを通じて、その事実がはっきりと体感できるだろう。
おそらく今後2~3回にわたり、ポンティ哲学を丁寧に掘り下げていくことになる。まず本作では、彼がどのような問題意識から哲学を開始し、いかにして自身の生涯を「身体」というテーマに賭けていったのか、その出発点へと読者を案内している。
青年期のポンティは熱心なベルクソニアンであった。科学的世界観が“生きる現場”を侵食し、意味の危機・魂の危機が到来していた当時、ベルクソンは記憶とイマージュに基づく新たな“時間”の哲学によって、デカルト的心身分離の克服を目指した。
ポンティはその核心を深く受け取ったが、やがて記憶一元論が精神主義へと傾きやすい限界を見抜く。そこで彼は、より“現場”そのものに近づくため、思い切って「身体」から哲学を立ち上げる道を選んだ。
その後、フッサール現象学を吸収しつつ大胆に換骨奪胎し、『知覚の現象学』という独自の身体の哲学を創始していくのである。
ここでの「身体」は、唯物論が言う“肉体”でも、脳科学的な精神生成モデルでもない。かといって精神主義でもない。ポンティが向かったのは、主体と客体が分裂する以前の“出来事の現場”である。
反省以前の主客未分の場――そこでは身体・世界・意識が渾然一体となって立ち上がっている。この視点こそ、ヌーソロジーが“顕在化”、統心が“外面回路”と呼んできた地点であり、ポンティ思想とヌース、そしてオコツト情報が驚くほど通底している理由である。
観察子構造の最高次元と最低次元が重畳する場所――それが身体であり、オコツトはそこを「重心」「神」と呼んだ。
素粒子は“ミクロの点”ではなく、むしろ時空の外延より深い場所から立ち上がっている。私たち人間が「素粒子は小さい・時空は大きい」と思い込んでいる構図は、そっくりそのまま反転する。
素粒子と時空の反転関係は、そのまま身体と宇宙の反転関係として理解できる。今回、ポンティの身体論というメガネをかけ直せば、「宇宙と人間の誕生は同時的出来事」だというオコツト情報が一気に立体的な実感を伴って立ち上がってくるだろう。
さらに今回の講座では、「象徴能力・抽象化能力・言語獲得」といった人間の高次能力も、脳科学的説明では把握しきれない“全体が先にある構造”から読み替えられていく。
ゲシュタルト心理学に学んだポンティは、部分の総合から全体が生まれるのではなく、むしろ最初から“全体”が先行していると見抜いた。
この視点は、内面回路ではなく外面回路そのものの議論であり、ヌーソロジーやカタカムナが示してきた「空即是色」の構造へとつながっていく。精神主義でも脳還元主義でもない、“霊的唯物論”とも呼ぶべき反転の哲学が、ここではクリアな形で提示されている。
本作には約60分の補講が付属する。講義本編で拾いきれなかった論点や、言い残した概念を回収し、理解を束ね、全体をさらに印象深い作品へと仕上げる設計となっている。
そして補講の最後には、統心が今回もっとも伝えたかった核心が登場する。それが「身体は、もともとすでにバランスがとれている」という洞察である。
病気も苦痛も不調も、すべてが“バランスの形”である。身体とは、虚軸と実軸を等化する「等換の軸」そのものであり、あらゆる二項対立はすでに無効となっている場である。人間は「身体」を見つけることで、初めて「絶対安心の場所」…本来の居場所…に安住する。
この理解に触れるだけでも、今回の動画を視聴する価値が十分にあるはずだ。
なおポンティ身体論の探査は、ヌーソロジー理解の“マスターキー”とも言える領域であり、今後も続いていく。今回はその入り口となる回。ぜひ、この新しい視座を受け取ってほしい。
2025年10月号 2025シリーズΩ5『メルロ=ポンティ① まず「身体」より始めよ』【DVD版】
関西ヌーソロジー講座2025
「4次元は目の前に」~意識の位置を問い直す全11回の旅
第5回:Ω5(太陽)の巻
テーマ:メルロ=ポンティ(1) まず「身体」より始めよ
~ 反転する唯物論 と 空即是色のサトリ ~
ベルクソンの“時間”を継承しつつ、
その限界を超えて“身体”へ向かったポンティ。
主客未分の出来事としての「身体」から、
ヌースの外面回路が立ち上がる。
記憶一元論を離れ、
「全体が先にある」世界観へ――。
空即是色への転回を、ポンティ×ヌースで解き明かす序章。
¥3,850
税込 / 送料別途
- 在庫あり
- お届け日数:1~3日

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GAKU・MATSUSE (火曜日, 09 12月 2025 12:11)
川瀬さんと同じ名前の人が書いたメルロポンティの美学の本。
読んだが1割も理解できなかった。分かったのは知覚の現象学
その言葉通り、奥行きの世界を身体から考察していると言う事
だけだ。そのメルロポンティだ。覚悟決めて、DVD拝見しました。
送られて来た時点でまず見るのは収録時間です。230分なんて
4時間近い。いや~今回は時間かかるな~と思った。意外にも
本篇はいつも通りに見れたが、特別補講が70分もある。過去の
ベルクソンの処のマトメのノートも読み返していたら大変だった。
次回もメルロポンティ。いよいよ知覚の現象学の処と聞いたが
楽しみだ!実際は一か月遅れでDVD見ているので、おそらくは
年末年始にまたがって見る事になるであろう!時間かかっても
特別補習して教えてくれるので、最高ですか~だ。何とかついて
行けば良い。自分が理解できる事よりも、少しだけ難解な教材を
繰り返しやるのが私のやり方。それで今まで受験も国試も何とか
パスして来た。難解な教材には手を付けない!やる気と自信を
失うからである!統心教材。初めは難解な処も少なくはなかった
が、バックナンバー全部見て自分なりに再分類したノートを作成。
繰り返し読んでいるうち、何とかついていけるレベルとなった。
進化したとは言え、ピチューがピカチュウに進化して、やっと電撃
10万ボルトを2回連射し、体力不足で身動きできなくなるレベル。
来年も頑張りますので、よろしくお願いいたします! 松瀬より