~粒子性と波動性、そして外破と内破~
きっかけは、とある波動技術者の真摯なるクレーム。これを機に「波動」と向き合ってみようと思い立ち、調査探究を開始。いままで統心なりに感じていた「波動測定」周辺の違和感をヌーソロジーの観点から整理することができた。
「波動技術」の長所・短所を明確にすることで、それがV・シャウベルガーの「渦理論」へと道を開き、ヌーソロジー的にも極めて実践的な内容が浮かび上がるという思わぬ副産物を得た。否、それは副産物ではなく、むしろメインテーマであった。2022年の時代精神は、きっと私たちをここへ導きたかったのであろう。
シャウベルガーの渦理論である「外破と内破」。遠心性の渦である「外破」と求心性の渦である「内破」。人間界の活動の多くが「外破的」であるのに対して、自然界は明らかに「内破的」。内破は外破と比べて遙かにエネルギー効率が高く、蘇生力や繁殖力など生命現象の根底にある力動と思われる。生命のネゲントロピーの秘密はここにある。
また人間の内面方向と外面方向を「外破と内破」の「二つの渦」と見ることで、次元観察子に対する極めて斬新な理解を提示することができた。これにはきっとベテラン勢も唸らざるを得ないだろう。
全くの初心者でも楽しめるエンタテインメント性とベテラン勢をも唸らせる理論構築美を兼ね備えた統心流レクチャーの真骨頂である。刮目されたし。