~エーテル界へキリストは再臨し、完全なる救済が始まった~
7月初め、しぶしぶ見にいった映画『シン・エヴァンゲリオン劇場版Ⅱ』。興行収入108億円超えという、オタク映画にしては異常値を叩きだし大ヒット。もちろん、元から社会現象として観測されてきたエヴァンゲリオンであり、その精神的病理はヌーソロジー的映画解説本『奥行きの子供たち』でも深く洞察されていました。最先端の集合無意識が反映している作品であることに間違いありません。
さらに今作は、自称アンチ・エヴァの私ですら、感動の嵐の結末となりました。もう言葉には表せない程の感動。そんなエヴァが、なんとウルトラマンAから多くのモチーフを得ていることが分かり、考察してみると本年のψ9より始まる顕在化のプロセス、そして3度目の東京五輪まで出てきて、留まることを知らぬ統心ワールドが炸裂することになったのです。
この7月号は、ちょっと興奮しすぎて大半がこのエヴァ~ウルトラマンAネタに費やされるのですが、何の何の、結果的に見応えのある傑作の爆誕となりました。もちろん、今年上半期に教室で取り上げてきた一連のヌース的内容の概観も、意識に大きなインパクトを与えることでしょう。
「客観的考察に留まらず、ヌーソロジー自身を歩むこと」…関西ヌースの初心は変わりません。このDVDを通して、今まさに意識進化の只中を歩む私たちの臨場感を感じ取って頂ければと思います。「統心持ってるわ~」と我ながら唸る作品です(笑)。