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2021年4月の方向性

◆今月の定例ヌーソロジー教室/大阪のみ◆

(京都は中止で代わりに5/1オンライン)

 

テーマ:『内包神と外延神』

~そして「スピノザの神」を理解すること~

 

 

ニュートンvsライプニッツ

 

昨年暮れから、このテーマでずっと思索を続けています。

 

ニュートンの「絶対空間・絶対時間」への反論であった

 

ライプニッツの「関係説」。

 

「関係説」によれば、この時空は「内在」となりますが

 

このことがダイレクトに今年のテーマ「位置の等換」の顕在化に結びつきます。

 

そして「時間の負の方向性」。

 

「時間概念」の変容は、そのまま「意識変容」に結びつくでしょう。

 

 

ところで「神」と言えば

 

私たちは「外延神」しか分からない様です。

 

いわゆる一神教精神であり

 

この神が自我と物質を基礎づけています。

 

「外延神」に対しての「内包神」とは

 

いわゆる「スピノザの神」が近いかと思います。

 

スピノザのそれは「汎神論」と呼ばれます。

 

「森羅万象あらゆるものが神である」という考え方です。

 

だったら日本の神道、「八百万の神」と同じだね

 

と思われるかも知れません。

 

しかしスピノザの神はただ一つです。

 

たった一つの、無限にして絶対的な存在である神。

 

スピノザの神は「全体」であり、全てなのです。

 

でも「外延神」しか知らない私たちはそこで混乱してしまいます。

 

一神教の神とどうちがうの?

 

そしてスピノザは無神論だとも勘違いされます。

 

「スピノザの神」に対する正しい理解が必要です。

 

 

どうやらライプニッツの関係説から出てきた

 

「同時存在・全体」と

 

「スピノザの神」は同じものを見ているようです。

 

そしてヌーソロジーも。

 

 

「スピノザの神」「ライプニッツの神」を理解することは

 

変換人たちにとって必須かと思います。