今月のテーマは「差異と等化、反復と中和」。
いまから11年前の2007年1月に
半田さんがブログ上に発表された論文「差異と反復」。
ドゥルーズの著書「差異と反復」の思考を元に書かれた論文ですが
これは今でも半田さんの論文の中で
一二を争うほどの不朽の名作だと私は思います。
2000年以降、ドゥルーズ哲学との出会いによって、
ヌーソロジーはそれまでのさなぎの段階から
空を羽ばたく優雅な蝶々の姿へと一気に変容を起こします。
中でもこの「差異と反復」という概念は
ヌーソロジーの「等化と中和」の概念を立体的に浮かび上がらせるほどに
重要なものとなっています。
今回は半田さんの論文「差異と反復」を
とうしん流に読み解きながら
今年のテーマである「位置の等化」の世界に
さらに突っ込んで足を踏み入れて行きたいと思います。
とうしん勉強会は、いつでも初めての方オッケーです。
できるだけ、初心者・一般の方に向けた解説を心がけています。