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2016年9月の方向性


関西ヌーソロジー研究会においても今月は物理学を取り上げます。
先月の大阪教室でご披露した

テーマ「統心流量子論」

さて統心は自称「ヌーソロジー実学派」ですから
量子論も実学的観点から切り込みます。

が、しかし!!!

意表を突くのが統心流です。
人と同じことをするのが大キライ。
どこでも聞けるような話をするつもりは毛頭ありません!


量子論はスピ系や成功哲学で大いにもてはやされています。

※この宇宙はすべて波動である
波動には共鳴・同調の原則がある
よって似たもの同士が引き合う、引き寄せられる
(引き寄せの法則)

※素粒子は観察された時のみ粒子として実在し、
観察されていない時は確率の波として非実在である
よって目の前の世界は見ることによって現れるのだから
見る人の意識が創り出している
(思考は現実化する)

この二つはスピ・成功哲学の王道ですよね。
最近では複数の現実が重なっている平行宇宙論からの
「ただ選択するだけ、あとは何もしない」系とか

全ては波動で物質には確固たる実体がないということから
「宇宙は何もない、ただ意識あるのみ」
という唯識系(仏教の本質)、
その行き着く先の「すべて自分」=世界系とか、
(マネーゲームからの脱出とかがこれ)

さらにその行き着く先の無我系=ノンデュアリティとか・・・

まあいろいろ出てきています。

ですが、どうでしょうかね。

良いことを教えてくれる人達、場所
良いことを伝えてくれる本、ネット情報
みなさん、いろいろ見てこられたことでしょう。
それでどうでしたか?
問題は全部解決しましたか?
これだ!と納得できる状況に到達できましたか?
心から満足できる状況に。

・・・・・・・・

疲れませんでしたか?
傷つきませんでしたか?
中途半端になりませんでしたか?
妥協とか我慢とか多くないですか?

そしてまた、別のものを探そうとしてませんか?

なぜそんなことになるのでしょうか。

端的に言うと
従来のスピ・成功哲学では

自我が強化されます(爆)

なぜなら従来のスピ・成功哲学はどれも
ドラえもんで言えば
ジャイアンやスネ夫になることを賞賛しているからです。

ジャイアンやスネ夫と例えましたが
さすがに誰も暴力的になれとか、
意地悪になれとかは言ってないでしょう。

でも結局は精神世界においても
勝ち組、もしくは勝ち組に追従する人間
が良しとされています。
そうじゃないでしょうか。
何を勝ち組とするかの基準が精神世界にあるというだけです。

のび太(典型的な負け組・ダメ人間)になることを
賞賛しているような所はなかなかありません。

最近このことに気づく人が増えてはきましたが
これをしっかりと理論的に裏付けるものが必要です。
それでこそ現実の力となります。

統心は量子論の中にそれはあると思っています。
それは「量子状態」のことです。

私たちがいままで認識してきた世界は「粒子状態」の世界です。
結果の世界であり、因果律が絶対的に支配している世界。
これが全ての苦しみと問題の原因だったのです。

ヌーソロジーが表現したいものは「差異」です。
圧倒的な「差異」。
いままでこの地上に顕れたことのないほどの「差異」を。

ノストラダムスの予言にあった
「別のもの」の到来です。

それが「量子状態」と「粒子状態」の差異の中にあると見ています。

・・・・・・・・

このような内容を「統心流量子論」ではお伝えする予定です。

量子論の基本的なことも押さえて行きますので、
9/24ヌースアトリウム大阪の予習にしてください。

初めての方大歓迎。お楽しみに。