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2016年5月の方向性

今月の大阪ヌースでは、「人間の外面・人間の内面」について深く掘り下げて行きたいと思います。

 

人間は普通、自分の内側に心があり、その内側から外の世界、物質世界や環境をのぞき見ている、体験しているというパラダイムで生きています。内側が心や精神であり「主体」、外側が物質や世界であり「客体」という認識、ごく当たり前の認識ですよね。ですがこれこそが「人間型ゲシュタルト」であり、頑なな自我の巣窟で、山積する全ての問題の元凶であるというのです。まずはこの認識を逆転させるのです。

つまり私たちは内側から外側をのぞき見ているのではなく、実は外側から内側をのぞき見ているのだ、という逆転です。これが「位置の交換」。これによって、心とか内在世界と思っていたものが全て目の前になります。目の前の物質や環境こそが精神世界だったということになります。この認識を開始するのが「位置の交換」であり、「外側から内側をのぞいていた」という発見が、それぞれ「人間の外面」と「人間の内面」と呼ばれます。ここ、ややこしい人はスルーしてくださいね。とにかくこれが「ψ3空間の顕在化」であり、ここから意識進化が始まります。

(ブログ「自分教ガイド」より)


初めての方大歓迎。お楽しみに。