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2020年08月号 『持続空間の経済 パート2』

~交換と贈与、そして純粋贈与~
 
最初は話題の「MMT現代貨幣理論」の可能性に驚き、その革新性(反転性?)を何とか分かり易く伝えようと始めた統心流経済論。それがまさかこんな所まで導かれるとは・・・「普遍経済論」と「純粋贈与」の登場。
 
普遍経済論とは、異端の哲学者バタイユがかつて提唱したものですが、そのキモは「資源の無限供給・過剰性」にあります。従来の経済は「稀少資源の分配」に価値があるというのが暗黙の了解でした。地球上で生きる限り、資源は有限である。その資源をどのように分配するべきなのか・・・。突き詰めると経済(および政治)の本質はそこに行き当たると思われます。しかしもし、この大前提が間違っているとしたら?そう、そもそも「資源は有限だ」という考え方自体が人間全体が落ち込んでいる迷妄だとしたら・・・。
 
資源が有限であるとすれば、そこに格差が生じるのは当然のことです。誰かが必ずその稀少資源を総取りするか、分配の主導権を握ろうとします。それが戦争の原因にもなります。やがて環境破壊が進む中で、今度は資源の節約や環境保護、持続可能な未来が模索され始める。しかし環境破壊者もその保護主張者も、共に「有限資源」という前提を疑うことはしません。もしもこの大前提が間違っているとしたら・・・?きっとそこに全く別の道、別の可能性が開かれることになりましょう。
 
「ザ・マネーゲーム」からの脱出が現実のものになろうとしています。

2020年08月号 『持続空間の経済 パート2』【DVD版】

~交換と贈与、そして純粋贈与~

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