· 

2024年1月の方向性

テーマ:2024年の展望_「ψ12性質」の顕在化とは?

~「定質と性質」について、徹底的に掘り下げる~

 

ヌーソロジーにはいろんな用語が出てくる。

 

点球・垂子・垂質・球精神…

 

思形と感性、変換と転換、位置・力・方向性…

 

外面と内面、元止揚、調整期・覚醒期…

 

どれも「明確な構造」をもち、確実にして唯一無二の言葉と響き。

 

なかでも「定質と性質」ほど、ヌーソロジーらしい、際だった響きの言葉はないだろう。

 

定質と性質…テイシツとセイシツ…何度も声に出し、その響きを感じとってみて欲しい。

 

そんな「定質と性質」は、人間においては破壊されて姿を消し

 

代わりにその残響である「反定質と反性質」の関係に落ち込んでしまった…。

 

転倒状態を意味する「反定質」、かろうじて進化の方向性を持つものの脆弱で潜在化している「反性質」

 

人間の意識進化とは、反定質の呪縛を解き放ち、反性質を顕在化して確実なものに変えていくこと…それが「新たなる定質」の発振となっていく。

 

実にダイナミックな意識の流動である。

 

ルービックキューブの様に、見える側だけでなく見えない側とも連動して、全体で構造的に動いている感じがありありと感じられる。

 

そんな定質と性質。

 

これについて半田広宣氏は、次のように語っている(blog 2017/09/06)

 

・人間の意識は次元を交差するだけで、次元自体は全く見えていない…これは、OCOTが交信のごく初期に伝えてきた内容だ

 

・今考えれば、ヌーソロジーの思考の歩みは、この「次元」の正体を明らかにし、この次元の認識を通して宇宙を見る視力を育てることにあったのだな、と強く感じている。

 

・30年近くかかってはっきりと理解できたのは、「次元」とは「わたし」という存在自体を世界に出現させてきている「空間的な仕組み」だということだ。

 

・だから、次元を知ることはわたしの意識の骨組みを知ることに等しい。つまり、自己知にほかならない。

 

・この「次元」には二種類の力の流動がある。一つは定質、もう一つは性質と呼ばれている。

 

--------------------------

 

今年2024年はψ12「性質」を顕在化させる年。

 

2023年のψ11「定質」と2024年のψ12「性質」の両軸が立ち上がることで

 

「存在の全体構造」を貫く「二本柱」が完成する…

 

ψ13(総体)を構成するイザナギ(13の凪)とイザナミ(13の波)

 

オコツトは「イザナギは定質、イザナミは性質」と呼んだ。

 

定質と性質の「二柱」が立ち上がる…そんな意識進化の前半クライマックス。

 

トウシンと関西ヌースはここを徹底的に掘り下げる。

 

そしてその構造を「生きる現場」において、それがどのような意識状態と関係があるのかについて…

 

大胆な仮説、縦横無尽の論理展開と相似象脳を全開にして、真相に迫って行きたいと思う。

 

呼吸において「吐く」と「吸う」があるように

 

睡眠において「寝る」と「起きる」があるように

 

血流に「動脈」と「静脈」があるように

 

自転車のペダルは左右アンバランスな形状をもって、左右往復・交替化をしながら駆動力を得ているように

 

定質と性質は…意識において、明確な「二つの極」として、絶えず交替化・流動しながら動いているはずである…。

 

片側だけしか分からない…そのことで全体も分からなくなった…人間型ゲシュタルト。

 

両側が分かり…そのことで「個と全体」の関係も分かるようになる…変換人型ゲシュタルト。

 

「人間の二重性」について…どこまで明確になるか、追えるところまで追ってみよう。